news2014
2014年
2月15日 国際シンポジウム「地球温暖化をめぐる世界の氷河:アジア・ユーラシアの氷河」を開催いたしました
信州大学理学部において、国際シンポジウム「地球温暖化をめぐる世界の氷河:アジア・ユーラシアの氷河」を開催しました。
地球温暖化により世界の氷河が急速に縮小している、と言われ広くそのように認識されています。しかし一歩踏み込んで具体的な観測結果を問われると、急にトーンが下がるようです。そこで昨年度、標題のシンポジウムを開催し、現場に精通する世界の研究者に現場からの報告をいただいたところ好評をいただきました。そこで再び、同じ趣旨で国際シンポジウムを開催しました。前回は私たちから縁遠い南半球の事例を主に報告いただきましたが、今回は身近なアジア・ユーラシアに焦点を当て、各地のフィールドでの観測結果や実際にどの様に観測を行っているか、私たちの生活にどの様な影響があるのかなど、多面的に紹介いただきました。海外の研究者との意見交換も行い、研究所の国際化も図りました。
大雪の中おいでいただいた講演の先生方、ご来場いただきました皆さまにお礼申し上げます。
講演の要旨はニュースレター40号に掲載しております。