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2006年

11月22日、23日
「信州大学国際シンポジウム2006」を開催しました

 11月22日(水)と23日(木)の2日間にわたり、山岳科学総合研究所主催で「信州大学国際シンポジウム2006」が開催されました。
 「山岳地域の自然環境-過去・現在・未来」をテーマとした本シンポジウムは、山岳地域の地形地質のできあがった過程、氷河研究による過去の気候や大気環境復元、山岳地域の植生の成立過程、昆虫類の移動過程、山岳地域の自然環境変遷、そして、近未来の自然環境と人間活動との持続的な融合の道筋を探ることを目的として開催されました。
 初日は、信州大学附属図書館との共催で、山岳映像作家・舟橋栄子氏による「最近のエベレスト登頂の実態」と題した講演と、エベレスト登頂を目指した国際登山隊の映画「ドリームエベレスト」などの上映が理学部大会議室において行われました。150程用意した席では座りきれず、立ち見が出るほど盛況でした。その後、同会場にて教員や大学院生による山岳科学関連の研究成果のポスター発表が行われました。あらかじめ実行委員会の査読を受けた50題の発表が行われ、教員、大学院生を中心とする学生諸君も、通常の学会とは違って、山岳地域という共通の場をもつ、生物学、地質学、気候学など関連分野の最新の知見にふれることができました。この日、両行事合わせて学内外184名の参加者が集まりました。

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 2日目は、会場を長野県松本文化会館国際会議場へ移し、信州大学理学部・原山智教授が北アルプス、ネパール・トリフバン大学・ウプレティ教授がヒマラヤについての造山プロセスに関する地質の講演をしたのに続き、インド・クマウン大学のコトリア教授とスイス・ベルン大学のスタウファ教授が気候変動の解析について、さらに、信州大学理学部・島野助教授とドイツ・ドレスデン博物館のクラス博士が動物・植物の分布について講演しました。外国からの講演者は英語による講演を行いましたが、多くの一般市民を含む日本人参加者のため、同時通訳がつきました。講演は午前10時から、昼食を挟んで午後5時近くまで及び、165名が参加しました。地質学、気候学、生物学という、山岳科学が内包する幅広い研究分野を互いに関連づけながら発表されたという点で、聴衆のみならず、発表者自身たちにも興味深いものでした。各講演へは、研究者だけでなく、一般の市民参加者からも次々と質問が出され、シンポジウムは大変活況のあるものとなりました。

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